中国語を勉強する人は、いつ上手に中国語ができるかと思われることがあります。
中国語が上手なシンボルなどはありますか。
あります。たくさんあります。
その中に、一つは、対偶句が作れることです。
対偶がよくできると、うまい中国語は身につけられるとは言えます。
対偶とは、日本の方が知っている言葉でしょうか。
日本語の辞書を調べれば、大体、「対偶」という言葉が見つかります。

中国語の対偶は、以下の定義と特徴があります。
並置された二つの句が語形や意味上、対応するように作られた表現形式。しかも、漢字数は完全同じです。
中国語の歌・詩・ことわざなどによく用いられます。日本語のイメージとしては「万丈の山、千仞(せんじん)の谷」などです。
では、中国語の例を上げます。
普通の中国人は、お年寄りの誕生日に、「寿比南山 福如东海」と祝います。「南山如くの寿、東海如くの幸せ」との意味です。
貪欲な臆病者を批判する場合、「私心重 骨头软」と言います。(翻訳ができません、もうしわけないです)
公式文書に、対偶句もよく出ています。
中国政府の年次報告書である「政府工作報告」では、よく対偶の句が載っています。
例


対偶の表現は短い句が多いです。対偶との修辞法が上手い人は、語形と意味上の対応が作れるように、文法は勿論、遣り熟しなければなりません。同時に、大勢の単語の意味と発音をしっかり勉強して、使い慣れなければなりません。
ですから、中国語の対偶句が作れる人は、中国語上手だと言えます。